■個展のお知らせ
神戸市・元町のギャラリーヴィー(住所：神戸市中央区元町通3-2-15セントラルビル元町5F ℡:078-332-5808）にて、
Vieでははじめての個展をおこないます。新刊絵本『ほんとだもん』（高山なおみ文・中野真典絵/BL出版）の原画も全点展示します。
6月20日(火)～7月2日(日) 12:00 >> 19:00
月曜日休廊 最終日は18:00まで
会期中イベント
■6月20日(火)～6月22日(木)
中野真典による公開制作(3日間かけて絵を描きます)
■6月21日(水) 18:30～19:30
『ほんとだもん』作者 高山なおみ x 装丁家 羽鳥一希 のおはなし会『絵本って何ですか？』
高山さんのお手製プラムソーダつき
参加費1000円 先着30名様
※参加ご希望の方は、メールまたはお電話でお申し込みください。
■中野真典とミッシェル・ニン・徹
大阪府・豊中市のスペース草(住所：大阪府豊中市東豊中町4-1-13 ℡:06-6853-0474）にて、
ライブペイティングを行います。
※料金3000円(ワンドリンク付き) 予約06-6853-0474（豊川まで）
ミッシェル・ドネダ(ソプラノサックス) http://www.influx-website.wix.com/influx
レ・クアン・ニン(パーカッション) http://www.lequanninh.net
齋藤 徹(コントラバス) http://www.travessiart.com
中 野 真 典 の つ ぶ や き
展覧会間近というのに、気持ちはあらぬ方へ傾きます。
それは間違った方というよりも、どんどん深くふかく泥沼に潜っていく感覚で。
手を動かすことよりも、僕にとっては痛切で、こわくもあります。
絵を描くことよりも真実味がある、かかれた絵は僕にとっては残骸。
そんなこと言ったら誰も僕の絵を観に来てくれないかもしれません。
2013年9月20日 中野真典
誰かひとの手で置かれた花は、ひとの手を通して、遠いところのなにものかによって
置かれたもののようにおもえてくる瞬間が ある。
お彼岸 2013年9月20日
僕が絵を描く背後にはいつも、産まれたばかりの子馬がいる。
今日の午後、お墓参りに行った。かすかに水子の右目が、開こうとしているようにみえた。
一匹の蜂がしきりに彼のまわりをとんでいる、蜂は両前足で丸いものを抱え込んだまま
何処かへ とんでいった。ありがとう
秋が秋になっていく。家の部屋の窓ガラスからの風景を久しぶりにみた。
女の子が自転車に乗る練習をしている。上手くできない、動かない彼女。
秋が秋になる練習をしている。何故か彼女の気持ちが、よくわかる。
台風が去った澄んだ空に、虹がみえた。 2013・10・16
ひろがる夜もあったとさ。 2013・10・24
